8つの怖い話
☆☆☆
「セナ、本当に大丈夫なの?」
セナが1人で帰っているときに心配して後ろから声をかけてきたのは美聡だった。
この2人は4年生のころから同じクラスなので特別仲が良かった。
「大丈夫だよ。直人だって話を見つけてきたんだし」
「だけど直人は言い出しっぺじゃん。必死になって話を見つけてくるのは普通だよ」
そうかもしれない。
だけどリアルチューバーの言っていたことが本当だとしたら、自分の番で終わらせることはできなかった。
「ねぇ、もうこんなことやめようよ。幽霊に会えるなんて絶対に嘘だよ」
「どうしてそう言いきれるの?」
その言葉に美聡はまばたきを繰り返した。
まさかセナがそんなことを言うなんて思ってもいなかった様子だ。
「どうしてって、それは……」
「美聡がそういうのあまり信じていないのはわかるよ。だけど、絶対になんてことはないと思う」
「セナ、本当に大丈夫なの?」
セナが1人で帰っているときに心配して後ろから声をかけてきたのは美聡だった。
この2人は4年生のころから同じクラスなので特別仲が良かった。
「大丈夫だよ。直人だって話を見つけてきたんだし」
「だけど直人は言い出しっぺじゃん。必死になって話を見つけてくるのは普通だよ」
そうかもしれない。
だけどリアルチューバーの言っていたことが本当だとしたら、自分の番で終わらせることはできなかった。
「ねぇ、もうこんなことやめようよ。幽霊に会えるなんて絶対に嘘だよ」
「どうしてそう言いきれるの?」
その言葉に美聡はまばたきを繰り返した。
まさかセナがそんなことを言うなんて思ってもいなかった様子だ。
「どうしてって、それは……」
「美聡がそういうのあまり信じていないのはわかるよ。だけど、絶対になんてことはないと思う」