8つの怖い話
そんな2人を見つけて駆け寄ってきたのは本好きな真紀と、メンバーの中で怖い物が一番苦手なアズサだった。
「セナ! 怖い話は見つかったの?」
駆け寄ってきてすぐに真紀が質問してきて、つい笑ってしまいそうになる。
ついさっき美聡も同じようなことをしていた。
「うん。一応はね」
「そっか。じゃあこれで2話目も確実になったんだね」
途端に真紀の表情が険しくなる。
真紀は色々な本を読むのが好きだから、怖い話もよく読んでいると言っていた。
だから毎日怖い話を聞くことがいやなのではなさそうだ。
「本当に8話集めると死者に会えるのかな?」
真紀の質問にアズサがサッと青ざめる。
「そんなの、嘘に決まってる!」
青ざめながらもアズサはキッパリと否定した。
信じたくないという気持ちの現われみたいだ。
「セナ! 怖い話は見つかったの?」
駆け寄ってきてすぐに真紀が質問してきて、つい笑ってしまいそうになる。
ついさっき美聡も同じようなことをしていた。
「うん。一応はね」
「そっか。じゃあこれで2話目も確実になったんだね」
途端に真紀の表情が険しくなる。
真紀は色々な本を読むのが好きだから、怖い話もよく読んでいると言っていた。
だから毎日怖い話を聞くことがいやなのではなさそうだ。
「本当に8話集めると死者に会えるのかな?」
真紀の質問にアズサがサッと青ざめる。
「そんなの、嘘に決まってる!」
青ざめながらもアズサはキッパリと否定した。
信じたくないという気持ちの現われみたいだ。