ネットが繋いだ虹の架け橋
「……そうだね」
少しムジカが片付けしてるところを見つめてると、片付け終えたのか「……座ってよ」と自分に微笑んだ。
自分はムジカと向き合う形で座ると、荷物を隣にある椅子に置く。そして、近くにいた店員さんに注文をする。
「……えっと……改めて自己紹介しようかな。僕は、杉山 遥(すぎやま はるか)。ムジカと言う名前で、音楽を作ってます」
「自分は、行船 伊織(ゆきふね いおり)。アルテと言う名前でイラストを描いてます」
「伊織って呼んだら良いのかな?」
ムジカ……じゃなくて、遥の言葉に自分は「うん」と頷いた。
「……あ、そうだ。自分もこの辺に住んでるから、予定が合えば、いつでも会うから言ってね」
「伊織もこの辺に住んでるんだ……ってことは、どこかで会ってるのかもしれないね……分かった。また、声をかけるよ……」
そう言って、遥はふわりと微笑む。そして、少し何かを考え込む仕草をした。
「気になってることがあるんだけどさ……僕の格好を見て、何とも思わないの?」
「え?……急だね?」
遥の言葉に、自分は苦笑する。遥は髪に付けてる可愛らしいヘアピンを外して、付け直す。
「……ずっと変な目で見られてたし、誰も話しかけてくれなかったから、気になって……ごめん。変な質問して」
少しムジカが片付けしてるところを見つめてると、片付け終えたのか「……座ってよ」と自分に微笑んだ。
自分はムジカと向き合う形で座ると、荷物を隣にある椅子に置く。そして、近くにいた店員さんに注文をする。
「……えっと……改めて自己紹介しようかな。僕は、杉山 遥(すぎやま はるか)。ムジカと言う名前で、音楽を作ってます」
「自分は、行船 伊織(ゆきふね いおり)。アルテと言う名前でイラストを描いてます」
「伊織って呼んだら良いのかな?」
ムジカ……じゃなくて、遥の言葉に自分は「うん」と頷いた。
「……あ、そうだ。自分もこの辺に住んでるから、予定が合えば、いつでも会うから言ってね」
「伊織もこの辺に住んでるんだ……ってことは、どこかで会ってるのかもしれないね……分かった。また、声をかけるよ……」
そう言って、遥はふわりと微笑む。そして、少し何かを考え込む仕草をした。
「気になってることがあるんだけどさ……僕の格好を見て、何とも思わないの?」
「え?……急だね?」
遥の言葉に、自分は苦笑する。遥は髪に付けてる可愛らしいヘアピンを外して、付け直す。
「……ずっと変な目で見られてたし、誰も話しかけてくれなかったから、気になって……ごめん。変な質問して」