キャラメル味の恋
あたしが拓哉先輩のことを好きになったのは、


いつぐらいのことだろう。

この質問に、答えなんてない。


敢えて言うなら、いつの間にか。



そうとしか言いようがない。


でも、これでいいんだ。


「好き」に、この日から、なんてないよ。



「好き」に、理由もない。


話してるだけでしあわせ。

笑顔を見るだけで、しあわせ。



そんなあたしの恋。
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