赤い糸
受験発表の日、少し緊張していた。
周りがピリついてるせいではない。
受けたからには受かりたいと、心の隅にあったのだ。
そして、張り出された長い紙を見た。
受かってる。555があった。
私は喜んだ。
すぐにしんちゃんの所に行った。
そして、しんちゃんも合格していた。
2人でひとしきり喜んだ後、中学校へ向かった。
担任の先生に報告をしに行ったのだ。
そして、高校の制服がブレザーだということを、今更知った。
これから高校生活が始まる。