赤い糸


ボム先輩と付き合ってどのくらい経っただろうか?
毎日同じ日が続いていく。
ボム先輩が少し悪い人だったので、私も髪を染めたり、ピアスを開けたりして、目立つようになって行った。

その姿をしんちゃんが見て、注意どころかしんちゃんも髪を染めてピアスも開けて欲しいとお願いされだ。
私は太い安全ピンを消毒し、しんちゃんの耳に穴を開けた。


しんちゃんは好奇心旺盛だった。
だから、私がしてるのを見て自分もしたいと思ったのだろう。

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