赤い糸
憎しみ
私が部活をしている間、しんちゃんは、地元の友達と遊んでいた。
よく麻雀を、していた。
私はそれが、面白くなかった。
麻雀をし出すと、なかなか帰ってこない。
私は、しんちゃんの家の前で待っていた。
帰ってくるのを待っていた。
でも、なかなか、帰ってこない。
会いたいって気持ちが、苛立ちに変わる。
しんちゃんが帰ってきたら、私は文句を言う。
しんちゃんは、いつも謝ってくれたけど、私は度々そういうことがあると、いつも機嫌が悪かった。