赤い糸


しんちゃんも、ちょっとヤンチャな人だった。

ノーヘルでバイクを乗り回していた。

私も後ろに乗せてもらったこともあった。
私にはヘルメットを被せてくれた。


ある時私は自宅で友達と遊んでいた。

その時に、ものすごく慌ててるしんちゃんから電話がかかってきた。

「すぐ来て!!」

「どうしたん?」

「いいからすぐ来て!!」


私は友達と一緒にしんちゃんの家に行った。

しんちゃんは顔面蒼白で足を抱えている。

そこにはしんちゃんの友達も居た。


< 46 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop