赤い糸
しんちゃんも、ちょっとヤンチャな人だった。
ノーヘルでバイクを乗り回していた。
私も後ろに乗せてもらったこともあった。
私にはヘルメットを被せてくれた。
ある時私は自宅で友達と遊んでいた。
その時に、ものすごく慌ててるしんちゃんから電話がかかってきた。
「すぐ来て!!」
「どうしたん?」
「いいからすぐ来て!!」
私は友達と一緒にしんちゃんの家に行った。
しんちゃんは顔面蒼白で足を抱えている。
そこにはしんちゃんの友達も居た。