赤い糸
夏休みも、夜はやっぱりしんちゃんと一緒にいた。

しんちゃんとは、中学の頃からなんの変りもなく楽しく過ごせていたと思う。

ただ、そこに少しのヤキモチがあったり、しんちゃんにとっては少し寂しい時間があったりした。

でも、夜一緒にいると、そんな事は関係なくいつも通りワイワイガヤガヤと、騒いでいた。


手持ち花火を買ってきて、2人で花火をした。
お決まりだけど最後は線香花火でどちらが生き残るかのバトルもした。

どちらが先に玉が落ちても、笑っていた。

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