赤い糸

地震


私たちの生活は、いつも通りの生活に戻って行った。
朝、しんちゃんと学校へ行き、休み時間はしんちゃんが会いに来てくれる。

お弁当も一緒に食べ、時には食堂にもいった。

放課後は私は部活で、しんちゃんは麻雀みたいな生活を送っていた。

もう、夏も終わろうとしている。

うるさかった蝉の声も徐々に減っていった。

もう、夏も終わりだね。

私は冬より夏が好きだった。
あまり着込むのも好きでは無いし、なんと言っても、夏は開放感がある。


暑いところから、クーラーのガンガンかかっている部屋に入るのは特別に贅沢だ。

冬のコタツなんて比べ物にならない。

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