甘いキスをわたしに堕として。
「ふっ…顔真っ赤」



「誰のせいだと思って…んんっ」



火傷しそうなくらいの熱がわたしに降り注ぐ。


さっきとは違って、何度も角度を変えての深いキス。




とろけそうなほど甘いー…。



っはぁ、もう無理…!


息が苦しくなったときは息継ぎをさせてくれるけど、またすぐ体温が伝う。



「も…む、り」


「無理?…俺もムリ」


「な…!」



やっと熱が離れたときには
もう心臓が壊れるぐらいに全身が熱かった。




「っはぁ」


その場に膝から崩れる。
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