甘いキスをわたしに堕として。
「お兄ちゃんはわたしにとって唯一の家族で、大切な存在です。いつもはヘラヘラしてて時に心配するときもあるけど…それでも、わたしにとっては世界1大好きなお兄ちゃんでした…よ?」



ベラベラ喋っちゃった…‼︎



絶対また言われるよ。。



「は?そんなこと聞いてねーから」って。



うぅぅ…なんてことしちゃったの。



こんなこと言ったって、類くんに嫌われるだけなのに!



だけど、予想と現実は違った。



「…ごめん。俺、あんたのこと誤解してた」



「……誤解?」



「春樹さんにとって邪魔な存在って思ってた。マジでごめん、許してほしいなんて言わねぇから」
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