甘いキスをわたしに堕として。
でも。

わたしじゃなくて、他の人と2人きりになるとかやだよ、、。



閉まり切った扉。


その奥で、2人がいまどんな話をしているかなんて分からない。



「あーちゃん…平気?」


「うん。大丈夫大丈夫!」


ごめんね、
余計な心配させちゃった。



笑顔でそうこたえた。



「あー…なんかこの空気おっっも!律、俺とゲーム勝負しねえ?」


「なんで僕なの!?」



チンプンカンプンな律を優樹くんが無理矢理テレビの前に連れていく。
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