甘いキスをわたしに堕として。
寄ってきた律の頭に手を乗せて、ふわっと撫でる。



「すごいじゃん〜律、さすが!」



そうすると、嬉しそうにニコニコ笑顔。


なんか弟みたいだなぁ。

ほんと律って可愛い。



「こんなところみたら朱里が嫉妬しちゃうんじゃない?」



「朱里が?嫉妬??いや〜しないんじゃないかな」



してるところ見たことないし、
なんなら今頃2人いい感じになってるかもだし…。



なかなか部屋から出てこない2人。



ますますわたしの不安は募るばかり。
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