甘いキスをわたしに堕として。

「1人でお留守番できるもん」


「へーそうか。じゃあいい子で待ってろよ」



なんて、他愛もない言葉。



今になってあれが最後だったなんて、、、。



なんとも言い表せない、苦しい想いが溢れてくる。



そのあと、1人で四ノ宮組に乗り込んだお兄ちゃん。



現場は壮絶だったけど、お兄ちゃんは無事に朱里を救い出したー…までは良かった。




「拳銃であいつの頭を撃ち抜いたときは…すごい快感だったんだよなぁ」



人を殺したのに、平然と息をして目の前で笑っているこの人に腹が立って仕方ない。



でも…今ここでわたしが暴れても、、
行き先は明確にわかっている。
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