甘いキスをわたしに堕として。
中にはいると比較的広めの家だった。



藍の部屋に行きてぇけど。


だいたい2階だよな?


適当に部屋を開けると当たった。



なんつーか、女子っぽい部屋っていうか。



藍っぽい部屋だった。




ベットにそっと寝かせて布団をかぶせる。




頬を優しく撫でて、藍が無事でいることを確認する。



「藍」


もう俺はお前のそばにいてやれねぇのか?

そんなにあいつのことが好きなのか?


聞きたいことは山ほどあんのにな。
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