甘いキスをわたしに堕として。
わぁ…広い。

1階エントランスホールがすんごい綺麗で、なにより空間が広々としている。



そんな私に気を取られることなく、ズンズンと先に進んでいく。



エレベーターに乗り込む。



わぁ…
さっきから驚かせられるばかり。



最高が50階もあるんだ。


朱里がボタンを押した階は50階。



「…ねぇ、ここってなに?」


「俺ん家だけど」



「えっ…家が最上階にあるの?す、すごいね」
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