甘いキスをわたしに堕として。
「朱里…ずっと想ってくれててありがとう」
やっと、やっと言えた。
日頃なかなか想いを伝える機会はないけれど、こうして言えることがなによりも幸せだった。
プラネタリウムが終わったあと。
やけに静かな空間で朱里が言った。
「あ、そーだ。藍に渡すもんあったんだ」
「目瞑ってあっち向いて」と言われて向くと…
首元にヒンヤリとした感覚が走る。
「ん、いーよ」
……コレ。
目を開くと自分の胸元には雪の結晶の形をしたネックレスがあった。
やっと、やっと言えた。
日頃なかなか想いを伝える機会はないけれど、こうして言えることがなによりも幸せだった。
プラネタリウムが終わったあと。
やけに静かな空間で朱里が言った。
「あ、そーだ。藍に渡すもんあったんだ」
「目瞑ってあっち向いて」と言われて向くと…
首元にヒンヤリとした感覚が走る。
「ん、いーよ」
……コレ。
目を開くと自分の胸元には雪の結晶の形をしたネックレスがあった。