甘いキスをわたしに堕として。
「はぁ…仕方ないね。いいよ」


「ん、さんきゅ」



奏多くんはさっきまで座っていた朱里の席に座る。



奏多くんの椅子も最大で2人座れるソファだからちょうどいいみたい。


目が合って「ここに座れ」と隣を指差す。



言われた通り、朱里の隣に腰を下ろす。



「ちゃんと俺の証拠つけてんだ」


シャラっとネックレスに触れる。



「ふふっ当たり前。朱里から貰ったんだもん。そりゃ毎日つけるよ!」



思わずニヤケる。



「なになに〜?何もらったの!?」
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