甘いキスをわたしに堕として。
「それは藍が退院したら直接言え。当事者は藍なんだし」



まじでそんなに重症じゃなくてよかった。


落ちたときもうダメかと思った。



生きた心地がしないっていうか、それほど藍のことが大事ってことに気づけた。



その後、正気を取り戻した美玲は俺にピアスを返してここから立ち去っていった。




どこかスッキリしてたし、これで一件落着だといいんだけどな。

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