甘いキスをわたしに堕として。
朱里side
ガラガラッ
「匠!」
匠は集中治療室【ICU】にいた。
たくさんの細かい管を身体に繋げられていて、機械も多い。
っあいつら、マジで許さねぇ。
「早いとこ始末した方がいいんじゃね?」
「いつまでも野放しにはできないからね」
医者に話を聞いたところ、やっぱり危険な状態らしい。
匠…悪い。
俺がもっとちゃんと気を配っていれば、こんなことにはなんなかったかもしんねぇのに。
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朱里side