甘いキスをわたしに堕として。
そんなときに一気に現実に戻された。


「っ」


目が覚めたら暗い場所。


真っ暗で窓が1つもない部屋。



なにここ?
どこなの、?


やけに静まり返っていてどこか恐怖を感じる場所。



さっきの夢はなんだったんだろう。



すごくリアルだった。
手の感触がいまだに残っている。




ガチャ__



そんなことを考えていると、重そうな扉がゆっくりと開いた。



「やぁ、久しぶりだね」



入ってきたのは祖父。
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