再会した幼馴染に溺愛されています。
「井出くんはもっと普通にしてれば良いのに……」
「それよく言われる!でも俺はね〜こうやって好きに生きるのが楽なんよ!」
素行と見た目で損してるよ井出くんは。
あんなに純真な一面もあるのに。
「それに俺が普通にしてモテまくっても困るし?あえてこうやって女子の評価を落としてるんだよ!」
うわ凄くムカつく!
けど……決して間違った事言ってないのが余計に腹立つ!
「すごい自信……私もそんな風になれればなあ……。」
「水野はそのままで良いよ。その方が素敵だぜ。」
も〜。
みんなにそれ言ってるでしょ……。
でもムードメーカーだなあ。
自然に私が笑っちゃう事をポンポンと言うし、確かに楽しい。
「昨日も言ったけど、俺が水野に惚れてるのはマジだから。楽しませたいと思うのは当然だろう。」
「んっ……ありがとう。としか今は言えないなあ。」
今は他の事考える余裕が全くない。
こうしてる間も冬馬の事が浮かぶくらいだからそう簡単には忘れられないかも……。