再会した幼馴染に溺愛されています。

今日はかなり充実してたなあ。
美咲さんとのトークが楽しすぎてあっという間だった。


駅にの改札を抜けるともう楽しい時も終わり。


「秋穂っち今日はありがとう!気をつけて帰るんだよ?」


「お礼を言うのはこっちですよ。本当にありがとうございました!」


美咲さんがいなかったらまだ何も用意出来てなかったと思う。
私は心から感謝する。


「いいって、二人のためならいくらでも力になるからさ。」


「私も美咲さんに何かあれば助けますから!きっと恩返しします!」


私がそう言うと美咲さんはにっこり笑う。
もし私が男だったら間違いなくこの人を好きになってる。


「じゃあね、秋穂っち。ナンパに気をつけて帰りなよ!」


「そんな事されませんよ。美咲さんも気をつけて。」


どう考えても貴女の方がその辺の心配はあるでしょうに……。


手を振る私が見えなくなるまで見送ってくれる美咲さんは最後までカッコ良かった。


冬馬との事を認められたみたいで嬉しく思い、足取りがとても軽い。


寒い冬が運んでくれたものは美咲さんの優しさでした。
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