再会した幼馴染に溺愛されています。
「アキ……!!」
「きゃっ!!」
私が声を出した時にはもう遅く、路上だというのに冬馬はまたギュッとして来た。
「んっ……だめっ……冬馬……」
そして流れるようなキス。
私の唇も欲してたのかも。
やっとしてくれた……。
二度目のキスもドキドキと甘々だよ。
「他の男と仲良くしてんじゃねーぞ……」
「違うよ……嫌だって言ったんだけど……んっ……」
二度目のキスはとても深いものでした。
冬馬の温かさを敏感に感じる。
頭の中おかしくなっちゃうよ……。
「アキ……」
「ん……ひゃんっ……」
休む暇も与えてくれない。
止んだかと思うとまた深く私を落としてくる……ずるいよ。
こんなの夢中にならないわけがないよ。
人に見られちゃう……
早く終わらないと、頭では分かってるのに体は……心はこのまま。
冬馬をもっと欲しがってる。
多分私……
いや確信したよ。
多分なんかじゃなく、心から冬馬が好きだよ。