雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~
腕を腰に当て、元気に言った。


その笑顔、すごく可愛い。


『明音…ありがとう、本当に』


『悩んだらまた相談しーや。いつでもアドバイスするし。とにかくまた2人と会うことや。会ってビビっときたら、それが答えやから』


ビビっときたらって…


明音は私を和ませようと頑張ってくれてる。


自分は幸斗の彼女にはなれないのに…


ただ私の幸せを願ってくれて。


こんなにも温かい親友の言葉に守られてる私は…もう十分幸せ者だよ。


これから…


私も1歩前に踏み出さなきゃ。


大好きな明音と幸斗が私の幸せを願ってくれてるんだから…


いつまでもうじうじしてちゃいけないよね。


自分に素直になりたい。


明音のアドバイスでそう思えた。


ありがとう…明音。


そして、幸斗も。


最高の親友だよ、2人とも。
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