雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて～強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ～

唇と唇が絡み合う情熱的なキスと共に、律君は私の体に触れた。


誰かに触られることへの強い嫌悪感はどこかへ消え、今、私は…


この律君の行動をなんのためらいもなく受け入れていた。


むしろ、喜びさえ湧き上がって。


律君は私の洋服に手をかけ、上にめくり上げた。


胸に優しく触れるその両手から伝わる熱。


若さゆえなのか、体の温度が異常に高いのがわかった。


『綺麗だ。この体も心も全部俺だけのものだ』


激しい息づかい。


その言葉で私は何かを覚悟した。


白い肌がむき出しになっていくのが恥ずかしくて仕方ないのに、どうしようもないくらいこの先を求めてる自分がいた。


年下の律君の、細身なのに鍛えられた肉体美に色気を感じずにはいられなくて…


私を魅了して止まない妖艶さ…


この体に抱いて欲しいって、私の中の淫らな感情が溢れ出してこぼれた。