雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~
告白されてから、私はルームシェアを解消し、律君のマンションに移っていた。


私がプロポーズされたお祝いだなんて、すごく恥ずかしかったけど久しぶりに嬉しい時間だった。


明音はあれからずっと幸斗を思い続けてる。


違う人に告白されても一途に幸斗だけを。


2人で、友達以上恋人未満の関係で一緒に暮らしてて、明音はそれが幸せだって言ってる。


実は、幸斗が好きなアイドルを最近一緒に応援し出したらしくて…


かなり幸斗に影響されてる。


ライブにもいったり、部屋にはポスターも貼ってあってなかなかの熱の入れようだ。


2人でそんな話で盛り上がってる時がめちゃくちゃ楽しいみたいで、それは私も嬉しかった。


幸斗は…


やっぱり明音と同じ。


ずっと好きな人を思い続けてた。


律君と同じ空間にいてニコニコしてたけど、それでも、気持ちは複雑だと思う。


幸斗の立場に立ってみたら、やっぱり…
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