雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~
『沙織ちゃんに、明音ちゃんに、幸斗君。突然声掛けてごめん。夢芽の友達ならご挨拶しないとって思ったから』


えっ…


律君、なんか変に誤解されるような言い方止めて欲しいよ。


『夢芽と仲良くしてくれてありがとう。じゃあ、遠慮なく律君って呼ばせてもらうね。夢芽の友達なら僕らにとっても友達だから。良かったら、これから仲良くしようよ』


優しい幸斗の微笑み…本当に癒される。


私はいつもこれに支えられてきた。


『ありがとう、幸斗君』


そして、この律君の笑顔も…


上手く表現出来ないけど、どっちも女子達のハートをくすぐるような最強の笑みだ。


『そうだ~律君を今度のクリスマスパーティに招待しない?』


沙織ちゃんが思いついたまま言葉にした。


『いいね、賛成。律君どう?クリスマスの予定は?』


幸斗も続けた。


『予定は…ない。誘った人はいるけど断られたから』


って、チラッと私を見る律君。
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