雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~
『え~あの世界的に有名な天沢グループの御曹司って、律君すごい~』


明音も沙織ちゃんも、えらくそこに食いつくんだね。


『じゃあ、律君は完璧な人だよね。見た目が抜群に良くて、お金持ちで英語まで話せるって…』


幸斗が感心したように言う。


『英語、本当にペラペラだよ。お客様には外国人の方もいらっしゃるから、たまに話してて。上手過ぎるからみんな驚いてるよ。有名外国語大学を首席で卒業したんだって』


『何それ~もうパーフェクト過ぎて驚いちゃう』


確かに沙織ちゃんの言う通り。


通知表で言えば、オール5。


私はこれ以上のハイスペック男子を見たことはない。


『クリスマスパーティ、ちょっと張り切っちゃおうかな。何を作ったら喜んでもらえるかな』


嬉しそうに話す幸斗。


『そうやな~私もなんかわからんけどめっちゃ楽しみになってきたし』
< 30 / 188 >

この作品をシェア

pagetop