雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~
切な過ぎる君への愛情~幸斗side~
『今日は1人?』


『うん、仕事が早く終わったから寄ってみたんだ』


Bliss BURGERで僕は今、律君と話してる。


2階席にいた僕を、仕事中の律君が見つけてくれたんだ。


『この前はありがとう、料理、美味しかった』


『良かった。また食べにきてよ。たくさん律君の好きな物作るよ』


『うん、ありがとう。必ず行く。幸斗君の料理食べたいから』


幸斗君…


良かった、今日も名前で呼んでくれてる。


『何が好き?』


『そうだな…何でもいいよ。俺、好き嫌いないし。幸斗君の作る物なら何でも』


そんな風に言われたら、また張り切っちゃうな。


もっと上手く作れるように勉強しなきゃ。


『…う、うん、わかった。美味しいの作るね。だったら近々マンションにおいでよ。本当に…待ってるから』


『ありがとう。夢芽に話しておく。日にち決めて行くから』


来てくれるんだね、嬉しい。
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