不運なことが幸運を生んだ
 佐伯さんは待っていてくれた。
「ごめんない。お待たせしました。」
「大丈夫です。」
「ごはん行きませんか?」
「はい。」
「今日は、何がいいですか?」
「じゃあ、洋食で。」
「了解。」

「ねぇ、タメ口で話してもいいですか?」
「全然いいよ。」
「ごめんね。敬語苦手で。」
店についた。
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