不運なことが幸運を生んだ
海鮮を食べに行った。
『やっぱり、海が近いところで食べる海鮮は美味しい。幸せ。』

「毎回思うけど、美味しそうに食べるね。」
「だって、おいしいんだもん。」

海鮮丼を食べた後は、近くを散歩。
「気持ちいいね。ゆったりとした時間が流れてる感じがする。」
「こういうのも、たまにはいいでしょ?」
「うん。楽しい。」
急に、手を握られた。
キュンとした。幸せだった。

『なんか、カップルみたい。』
ドキドキが止まらない。
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