不運なことが幸運を生んだ
「帰ろっかあ。」
「うん。」

『あー、幸せな時間終わっちゃうんだ。』

車に乗って、都内に戻った。
「夜ごはん、何食べたい?」
「ラーメン。」
「ラーメン?」
「そう。ラーメン大好き。
 人生の最後に食べたいぐらい好き。」
「そんなに好きなんだ。」
笑われた。

「Ok。」
ラーメンを食べ終えた。
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