不運なことが幸運を生んだ
ベッドに行った。
「葵さん、大好き。」
「私も、裕太くん大好き。」
お互いの肌と肌が触れ合い、少し熱かった。
でも、とても心地よかった。
「葵さん、大切にするね。」
「ありがとう。」
そして、二人の身体は繋がった。

お互いシャワーを浴び、ベッドで一緒に寝た。

次の日の朝、目を覚ました。
裕太くんがとなりで、かわいい顔して寝ていた。
「かわいい。」
目を覚ました。
「おはよう。」
「おはよう。」
キスした。幸せ。

裕太くんが思い出したように、動き出した。
「ん?」

「実は、前から渡そうと思って買ってあったの。誕生日プレゼントの予定ではなかったけど。
ちゃんとしたプレゼントはまた今度渡すね。
お誕生日おめでとう。」
「何?」

『なんでも、私のために用意してくれたものなら嬉しいよ。』

「開けてみて。」
「ボールペン。名前入り。」
「おしゃれ。」
3色ボールペンだった。
「仕事で、ボールペン使うでしょ?だから、いつか渡そうと思って。でも、なかなか渡せなくて。」
「ありがとう。大切にするね。」
キスした。

『とても嬉しい。私のためのボールペン。幸せ。』

 こうして、私たちは付き合い始めた。
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