不運なことが幸運を生んだ

　警察が到着し、事情を聴かれた。
「赤信号で止まっていたら、後ろからドーンと聞こえたので、みたら追突されたみたいでした。」
「お怪我ないですか？」
「大丈夫です。」
「それなら良かったです。」

事情聴取が終わり、警察に言われた。
「あとは、保険会社と本人たちとのやり取りなので、お互いの、名前、連絡先、車のナンバー、保険会社を交換してください。」
「はい。」

「俺は、佐伯裕太（ゆうた）。番号は＊＊＊＊＊＊です。車は、アコードワゴンの黒の★★★★です。」
「私は、水嶋葵。ワン切りします。」
「かかってきました。」
「車は、青のN-BOXで、★★★★です。」

「じゃあ、我々は帰ります。お気をつけておかえりください。」
警察は帰って行った。

「じゃあ、帰ります。」
「本当にすいませんでした。」
「いえ。では。」

『いやーイケメンだったわ。番号ゲット。っても、なんもないか。』
帰って寝よう。