【完】一途な生徒会長は溺甘以上に独占したくて。
「凌玖先輩が心配です」
たまには頼ってほしいです。
凌玖先輩の役に立ちたいです。
そんな気持ちは届きますか……?
『……わかった。放課後、待ってる』
そんな返事が聞こえて、喜びが湧き上がってくるように嬉しくなった。
やった……!
「はい……っ」
約束をして、電話を終えた。
帰りに差し入れを買って持っていこう。
フルーツ系が食べやすいよね。
前もってお母さんにも言わなきゃ。