ただ1人の皇女様
『本当はこんな簡単に皇城には入れないんだけど神化した初代カルセリオンが快く入れてくれたみたいっ!良かったねリズっ!』



初代カルセリオンって神化してたんだ...凄すぎる、、



「ありがとっ!シルっ!」



話している間に仲良くなって今では愛称で呼びあっていた。




『うんっ!僕はいつでもリズの近くにいるから!僕以外もねっ?だからいつでも呼んでっ!必ず来るからっ!それじゃまたねリズっ!』




「わかった!かならじゅよぶねっ!」



空をキラキラと舞っている天使は朝日が出ている方へと飛んで行った。




─さて、色変わりの薬の効能も切れたし、皇城に入ったは良いもののどうするべきか...




てくてくと歩いては見るけれど人が結構居て見つかったらやばい事になりそう...どこか隠れる場所...




あっ!あそこの建物とか良さそうっ!




前世で写真で見たような洋風の大きい建物にリズナリアは入った。




中に入るとまずは中庭がドーンっとそびえ立っていた。




噴水にテラス、白いカーテンに覆われたベットサイズのソファー、上から朝日がサンサンと降り注ぎ神秘的な雰囲気を醸し出していた。
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