ただ1人の皇女様
学園...?まさか捨てるんじゃ、、



『そこでお前には皇女様と公子様と仲良くするんだ。そして公爵家の人間と結婚する。』



皇女様...?公子様...?伯爵の令嬢が簡単に近づくなんて事は出来ない。



『お前には期待してるぞ』



期待...もう私の名前を呼ばなくなったけれど、お父様は私に期待している。



絶対に成功しなくちゃ...!



『貴方がフィオナ伯爵令嬢ねっ?お噂はかねがねとてもお美しいのねっ』



パッンツ前髪にストレートのピンク髪に青色の瞳。



この帝国一の宝石と言われるエリアーナ・デイ・ゼルノア・カルセリオン第1皇女殿下



『帝国の星にお初にお目にかかります。リズナリア・フォン・フィオナとお申します。以後お見知りおきを』



仲良くならなきゃ...



『あら〜元平民の臭いがしますわ〜?』



『皇女殿下っそんな奴ほっておいて私達とお茶でもどうですかぁ?』




『そんな奴とは失礼ですよっ?今はれっきとした伯爵令嬢なのですからっ!』

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