ただ1人の皇女様
あっ...この感じ知ってる、、ゴミを見る目だ



この令嬢も皇女様も私をゴミを見る目で見てる。



その日から少しずつ変化していった



『あら?フィオナ様っ?教室が急遽変わったのですよ?4階の部屋ですわっ!』



『あ、ありがとうございます...』



案の定4階に行くとそこには誰もいなかった、教室が変わっていなければここからだと確実に遅刻。



─バッシャっ〜!



『あっ...!いけないっ足を滑らしてしまったわっ!』



ポタポタっ...


『.....』



今日は普通の水...前は雑巾を洗った水だった。



なんで?なんで私がこんな目に合わなければならないのっ!?




チラッと木に隠れていた人を見ると口元を隠してニッコリと笑っている人が居た。



─あの女っ...!!



許せない...許せない、許せないっ!!



この世界で1番偉い人の父親を持って、愛されて、精霊召喚だって使えてっ!!



何不自由無い暮らしをしている人がっ!!



害のない人間を傷付けて何が楽しいのっ!

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