ただ1人の皇女様
「"陛下が私に何故泣いている。泣かせた者を連れてこさせろなんて言ってきたのよっ?変でしょ?初対面なのにっ"とヴィーナス様は笑ってそう言っておられました。」



そうなんだ...ママはなんで泣いてたのかな、、



「ヴィーナス様は公爵令嬢であらせられます。王子との結婚、そして家族からの虐待を受けておりました。」



ヴィオレット公爵家は長男、次男、長女、次女、三女が居てその中でも長男と三女は長女のママを凄く虐めてたらしい。



すると突然パパはママと結婚すると言いママをこの帝国に連れて帰ってきた



そして18歳に私を授かった。陛下も授かったことは知っていた、だけど私がいるせいでママの体は弱くなっていき私かママを取るかどっちかに1つだった。



だけどヴィーナスは"私の国で王女として育てます。"とそう言い去っていった



パパはヴィーナスが自分より子供を優先した挙句自分の国の王女にすると言ったヴィーナスに怒りを感じた。



ふざけるな、お前も子供も私の傍から消えると言うのか



「そして私も反対したのです。姫様を王族に渡すのは危険だと。」

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