ただ1人の皇女様
─コンコンっ
「陛下。姫様がお見えになられました」
「入れ。」
一連の流れがスムーズに行われ私は部屋に入った。
入ったすぐ奥を見ると大きな椅子に座ったパパの姿があった
「パパおはようっ!」
「あぁ。」
パパの正服姿はやっぱりかっこいい...
白髪と金眼と同じ白を主体に金の線が描かれ金の肩章や勲章が全て付いていてThe・皇帝だった。
「リズナリア。お前にこれをやろう」
突然そう言ってメイドに指示し持ってきたのは見覚えのあるものだった。
「え"っ...これって国宝なんでしょ!?そんなのう、受け取れないよっ!」
「俺が使えない物に意味は無い。これも使えるやつが持っている方がいいだろう」
そう平然と"ヴァイオリン"を渡してきた
このヴァイオリンは初代カルセリオンが愛用していた特殊な楽器でこの楽器を弾ける人が今まで1人としていなかった。
だから皇城の音楽ルームで厳重に保管されていた国宝級の中の国宝
他の貴族達もこぞって欲しがっている物らしい。
私としてはここに馴染み深いヴァイオリンがあるのは嬉しいけど貰おうだなんてこれぽっちも思って無かったのに...
「陛下。姫様がお見えになられました」
「入れ。」
一連の流れがスムーズに行われ私は部屋に入った。
入ったすぐ奥を見ると大きな椅子に座ったパパの姿があった
「パパおはようっ!」
「あぁ。」
パパの正服姿はやっぱりかっこいい...
白髪と金眼と同じ白を主体に金の線が描かれ金の肩章や勲章が全て付いていてThe・皇帝だった。
「リズナリア。お前にこれをやろう」
突然そう言ってメイドに指示し持ってきたのは見覚えのあるものだった。
「え"っ...これって国宝なんでしょ!?そんなのう、受け取れないよっ!」
「俺が使えない物に意味は無い。これも使えるやつが持っている方がいいだろう」
そう平然と"ヴァイオリン"を渡してきた
このヴァイオリンは初代カルセリオンが愛用していた特殊な楽器でこの楽器を弾ける人が今まで1人としていなかった。
だから皇城の音楽ルームで厳重に保管されていた国宝級の中の国宝
他の貴族達もこぞって欲しがっている物らしい。
私としてはここに馴染み深いヴァイオリンがあるのは嬉しいけど貰おうだなんてこれぽっちも思って無かったのに...