ただ1人の皇女様
皇宮
─私は今、2歳になりあと3ヶ月で3歳になろうとしていた。
2年前に決めたこれからの未来、私はこれからこの小さな部屋からでる。
ぎしっと鳴る扉をゆっくり開け隣に寝ているおじさんに気付かれないようにそっと歩く。
玄関のドアを開け外に出ると冷たい風が一気に押し寄せる
「よしっ!じゅんびまんたん!いくじょっ!」
深夜、外は真っ暗で人気すら感じられない。
一歳半ヶ月くらいに棚の上に置いてあったリズナリアの人生を変えたあの"色変わりの薬"を手に入れ、今その薬を一滴頭に被る。
すると白髪から赤髪に金眼から紫の瞳に変わり小説でも見てきたリズナリアの容姿に変身した
ずっと小説で見てきてたから安定感があるけど私からしたら少し違和感を覚えた。
ここは城下町でも下らへんって聞いてるからかなりの距離を歩かないとだよね...
風さんが連れて行ってくれたらいいのになぁ〜
なんて思っていた時─
『リズナリアだっ!やっと外に出たんだねぇ〜!嬉しいなぁ〜』
夜空にぷかぷかと浮いている青色の粒子の様な...人型のような...
2年前に決めたこれからの未来、私はこれからこの小さな部屋からでる。
ぎしっと鳴る扉をゆっくり開け隣に寝ているおじさんに気付かれないようにそっと歩く。
玄関のドアを開け外に出ると冷たい風が一気に押し寄せる
「よしっ!じゅんびまんたん!いくじょっ!」
深夜、外は真っ暗で人気すら感じられない。
一歳半ヶ月くらいに棚の上に置いてあったリズナリアの人生を変えたあの"色変わりの薬"を手に入れ、今その薬を一滴頭に被る。
すると白髪から赤髪に金眼から紫の瞳に変わり小説でも見てきたリズナリアの容姿に変身した
ずっと小説で見てきてたから安定感があるけど私からしたら少し違和感を覚えた。
ここは城下町でも下らへんって聞いてるからかなりの距離を歩かないとだよね...
風さんが連れて行ってくれたらいいのになぁ〜
なんて思っていた時─
『リズナリアだっ!やっと外に出たんだねぇ〜!嬉しいなぁ〜』
夜空にぷかぷかと浮いている青色の粒子の様な...人型のような...