ただ1人の皇女様
まぁ私あのデビュタント以来全くと言っていいほど社交界に顔出てないんだけどね...



多分皆私の顔なんて覚えてない。



「そういう場合は権力を行使した罰が与えられるそうです。停学や謹慎あるいは退学も有り得るそうです」



退学も有り得るとなると迂闊に権力を振りかざすと痛い目に遭うと...



「平和になりそうだね...」



平民も通えるし各国からの貴族王族も入学してくる所謂マンモス校




「ですが皆平等過ぎるとなると張り合いが無くなると陛下とヒルデス子爵が言い新しい事をすると仰っていました」



「新しい事って?」



「詳しくは...ですが在校生で今試していると言う事だけ、、」



なんだろう新しい事って...前世とは学園長も違う全く違う学園生活が待ってるかも...




パパと子爵の事だしきっと凄いんだろうな、、




昔のように毎日が地獄で行きたいとも期待もしていなかった学園だけど...




今は少しだけ期待して学園に行けるのが嬉しかった。



日常が変わることがこんなにも楽しみになるなんて前では絶対に考えられなかった事だもんね



それから時間は過ぎ夜になった私は眠りについた。

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