いつまでも、君が大好きです。

二時間ほど話し込んでいたら、もう帰る時間になった。
｢もう帰っちゃうの？｣
｢あんまり遅いと暗くなってくるから。｣
そうだ。湊都の家は私の家から遠いんだった。
｢たしかに、、仕方ないか、、｣
私はベットからたって、二人の方を見た。
｢そっかー。じゃ、また学校でね｣
｢お前、明日は来いよ？｣
｢うん！二人のために行く！！｣
｢じゃーねー。｣
そういって二人は部屋から出ていった。
その瞬間私は力が抜けたようにベットに倒れ込んだ。
｢、、、はぁ、、はぁ、、｣
たった瞬間めまいに襲われて、一瞬びっくりしたけど、なんとか平然とふるまった。
なんで、、、こんなに、、、？
私、、、どこか、おかしいのかな、？
私は、ベットに倒れたまま感じたことの無い恐怖に押しつぶされそうになりながらその日を終えた。

だが次の日も、その次の日も熱は下がらず、結局三日間学校を休んだ。
｢おはよー美奈。｣
｢菜都～～。おはよ。｣
｢風邪大丈夫だったの？｣
｢うーん。まぁ熱は下がった。｣
｢そっかー。病院とか行ったの？｣
｢いや、行ってない。｣
｢念の為行っておいたら？｣
うーん、、、と曖昧な反応をすると、菜都は呆れた顔をした。
やっぱり、病院行った方がいいのかな。
でも、もしそれでなにかの悪い病気だったら？
そう考えると、怖くてどうしても行けない。
｢でもまぁ、どうせ風邪でしょ。医者に見てもらって風邪って決定させた方が安心でしょ｣
菜都が言っていることはすごく正しい。
でも私は、なにかすごく嫌な予感がするんだ。
だって、、、最近、頻繁にめまいや頭痛が起きてるんだよ？
さすがに、考えすぎ？