愛毒、有名人はあの子。

峰くんは嵐に嘘を言ったっきり

足も止めずに人のいないところへ連れて行く。


「ねぇ、なんであんなこと言う…「好き」



峰くんはあたしのことが好きだと言い始めた。

全然…、全然わかんない…


「なんてこと言ってんのよ…嘘って嫌いなの!」


何言ってんのか…、

あたしなんて…告白されたことだって経験ないから


どうすればいいのか…わかんないよぉ…。



1人、困ってまーす。

相談室でも行きたいでーす。



「本気だって…、学校でのキミも…

芸能界でのキミも…大好きなんだ。」


「やっ、やめてよ///

ってか抱き合ってたりしたら…ヤバいって…」


口実をつくろうと、言ってみても

抱きついているまま。


峰くんって本当にわかんない…。








そしてそんなときだって束の間。





顔が近い。

――――こ、れは…






ちゅっ










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