愛毒、有名人はあの子。

ガチャ


「有ー斗♪」

「夏ー純♪」


やっと来てくれた。

でもなんで…

部屋がわかったんだろう…

!!!!

柚木さんに聞いたのかも!解決~


このときあたしは勝手になっとくしていた…――――


「そろそろ行こう?」

部屋に向かわなきゃ、デートじゃない。


あたしは少しだけ有斗をせかした。






「今日…、ディズニーランド行きたい」



え…

そんな人のいっぱいいる所…

また、

撮られちゃうんじゃ…


「変装すれば大丈夫だって!」



最初の計画とは別に、

行きたいなぁと言い始めてしまう。


有斗って子供~、ディズニーランドってもうよくない?

あたしは子供じみた遊び場が嫌いだった。


でも言えなかった。



「そ、そこまでいうなら…いいよ」


甘い、甘すぎる!!!!

あたし、有斗の上目遣いに弱い…

馬鹿だぁ…。




そんなところにも惚れたの…?

や、まだ惚れてはいない…。




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