愛毒、有名人はあの子。
クラッカーとか向けられてどーしたのかなぁ…。



あたし達、
なんかしちゃった…?


怖いゎー…。 

ミッキーマウスが可愛いケド… …さ(*´∀`*)ノ




「ほんとっ、やめてくだ…さい…」

「まぢでなんなんだよ!」



…無視かーぃ


あたしや、有斗が喋っても、無反応。

アトラクション以外では、性格悪いのかぃ…?


するとミニーマウスが口を開いた。

――――あ、あは。


「よーこそ、ディズニーランドへ♪」



そうなると口ぐちに色んなことを話しだした。


「あなた達で、入場人数が“500万人”突破したよ!」

「おめでとう、これをあげるよ!」



へぇぇ、

興味ないんですけどねぇ…


つーか、誰の声?

地声だったらスゲェな…

あたしはチップに超特大の人形をプレゼントされた。



いらーん!!!!


重いし~

目立つし~

こっちの迷惑考えてよ…。


これも言いたかったけど…、有名人だから『でしゃばるな!』って言われてるしなぁ…

やめとこ。




そうしてあたし達はナイトショーの始まる時間まで遊びまくった。


有斗といると、

なーんか無言にもならないし、

楽しかったかなぁ。





―PM9:45

「あー、そろそろショー始まるじゃん。」

「そ、そっか!早く行こうよ~」


いつのまにかはしゃいでいたあたし。

優しくそれを見つめてくれていた有斗は、こんなことを言いだした。




「なぁ…、それって演技?それとも真実なのか…?」


「はぁ?意味分かんないし、本気で楽しんでんのに何その態度…」


少し、苛立ち気味;;

喧嘩っぽくなったし… …ヤバい、ここでしたら大騒ぎだ…


でも続けてしまう有斗。



「だから…、嵐といる時ほうが楽しそうだったし…

俺・・・本気で好かれてんのかなって」



…ゴメン、

はっきり言って


ウザい。

そんな風に思ってしまった。










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