愛毒、有名人はあの子。

「悪いけど…、嵐との時っていつのこと?

嵐と喋ってるときって有斗いなかったよね?」


不思議だし、

見張られてた…?

もしかして…



ヤダ…

だから家まで知ってたの…

((誤解しまくり…オンパレード…


「ねぇっ…、答えて!」


こうなるともう、泣き崩れていた。








―恋とはなんなのか、



こんなあたしにはまだわからない。



不幸は突然にも訪れてくる。



幸せを願っていても、



舞い降りるものは変わらない。



さよならも言えずに去るよりも、



言えてバイバイのほうがいいだろう…



また



紅葉の舞う季節に出会いたい。



雪が舞う季節に出会いたい。



桜の舞う季節に出会いたい。





そうすれば…、



少しは変わってたのかな?




「ごめん…、海辺の撮影のときから見てた…。」




ゆ、有斗…。やっぱり…。







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