#青春リクエスション
Request6 #チョコレートパーティがしたい
待ちに待った新学期が始まった。
なんでこうも待っていたかというと、元旦には会えたけど、何も用がなくちゃ会えないのが当たり前で、連絡だって取り合えない。
たまにSpeaks開いて動向探ってそんな感じで、今日から新学期!何の口実がなくても暁先輩に会える新学期!
「最近由夢楽しそうだよね」
「え…?」
「よっぽど生徒会の仕事楽しいんだね」
「うん、生徒会の仕事は楽しいけどね…。楽しい…けど、絶対今それ言うことじゃないと…おも、うの…っ」
ぜぇはぁともう限界に近い体力を必死に呼び起こしながら走ってる私に対して涼しい顔して話しかけてくるクラスメイトの寧々。
とてもじゃないけどマラソンの授業中とは思えない。
「冬休み何かあった?」
「そーなの…!聞いて…っ、ほしい、けど…あとでい?」
やばい、横腹が痛い。
あとお腹も空いた。
4時間目の体育はいろんな意味でつらい。
「ふーん、それはよかったね」
「ま…っ、まだ何も…言って、ないっ!」
たまに冷たい風が吹くこの超寒いグラウンドでひたすらに走る、これは全然楽しくない。
私と違ってバリバリ運動部で活躍する寧々はさすが、流れる汗も演出かってぐらい様になってる。
私なんてダラダラ流れてるわりに風吹いたら寒いし、横腹押さえて全身で息して走り方もダサい。
「しんど…っ」
テストよりもマラソンの授業をなくしてほしいよ、青春リクエスションにお願いしようかな…
なんでこうも待っていたかというと、元旦には会えたけど、何も用がなくちゃ会えないのが当たり前で、連絡だって取り合えない。
たまにSpeaks開いて動向探ってそんな感じで、今日から新学期!何の口実がなくても暁先輩に会える新学期!
「最近由夢楽しそうだよね」
「え…?」
「よっぽど生徒会の仕事楽しいんだね」
「うん、生徒会の仕事は楽しいけどね…。楽しい…けど、絶対今それ言うことじゃないと…おも、うの…っ」
ぜぇはぁともう限界に近い体力を必死に呼び起こしながら走ってる私に対して涼しい顔して話しかけてくるクラスメイトの寧々。
とてもじゃないけどマラソンの授業中とは思えない。
「冬休み何かあった?」
「そーなの…!聞いて…っ、ほしい、けど…あとでい?」
やばい、横腹が痛い。
あとお腹も空いた。
4時間目の体育はいろんな意味でつらい。
「ふーん、それはよかったね」
「ま…っ、まだ何も…言って、ないっ!」
たまに冷たい風が吹くこの超寒いグラウンドでひたすらに走る、これは全然楽しくない。
私と違ってバリバリ運動部で活躍する寧々はさすが、流れる汗も演出かってぐらい様になってる。
私なんてダラダラ流れてるわりに風吹いたら寒いし、横腹押さえて全身で息して走り方もダサい。
「しんど…っ」
テストよりもマラソンの授業をなくしてほしいよ、青春リクエスションにお願いしようかな…